仲間を蹴ったあの日から、本音に気づいた
昔の俺は、怒りにまかせて仲間を蹴ってしまった。
当然「辞めてくれ」と言われ、周りからも「クビにするべきだ」と声が上がった。
当たり前やと思ったし、自分でも「仕方ない」と思ってた。
けど――そこから予想もしてなかった言葉が、自分を変えるきっかけになった。
仲間を蹴ってしまった日
理由は間違ってないと思ってたけど、大切な仲間を傷つけてしまった。
暴力を振るう自分にうんざり、嫌悪感、後悔。
「辞めてくれ」と言われて当然。
辞めると伝えたあと
会社に退職を伝えた。
その次の日、普段はほとんど口も聞かへんかった社員から声をかけられた。
「このまま辞めるのは良くない。あなたのためにもならへん」
意外な言葉やったけど、不思議と嬉しかった。
自分の本音に気づいた瞬間
会社との話し合いで「ほんまの気持ちはどうなん?」と聞かれた。
そのとき、自然に「辞めたくない」と言えた。
抵抗なく本音を出せた自分に驚いた。
さらに「残してほしい」と言ってくれる仲間がいたことを知り、胸が熱くなった。
謝罪と再出発
みんなの前で謝罪。
「みんなと働けるなら働きたい」と正直に伝えた。
批判や反対もあった。
それでも、残れることになった。
あの日が「変わる決意の始まり」になった。
今思うこと
今も思い返すと後悔と嫌悪感がよみがえる。
でも、あの日がなかったら今の自分はいない。
ほんの少しずつやけど、感情を制御できるようになってきた。
本音を言えたこと、支えてくれた人の存在に感謝してる。
🕊 まとめメッセージ
過去に起こしてしまった出来事をなかったことにはできへん。
けど、その出来事をどう捉えるかは、今の自分が選べる。
「過去の波動(エネルギー)」が現在をつくり、
「今の波動(エネルギー)」が未来をつくる。
そう思えたとき、過去さえも感謝に変わることがあるんかもしれへんな。
そして、今の自分の気持ちや在り方が、これからの未来を変えていく。
遅すぎることなんて、きっと一つもない。

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