胸のざわつき、涙、そして“予感”

本当の自分探し

出会いの、静かな前触れ

胸のざわつき、涙、そして心が鋭くなっていく前兆。

そんな日々を繰り返していた頃やった。

「自分の機嫌を取れるようになってきたな」

そう思えるようになってきたころ。

胸の奥に、説明できへん“平穏やのにざわつく感じ”が増えはじめた。

理由なんて分からへんけど、

急に胸がぎゅっと締めつけられる日があった。

心の奥にそっと触れられたみたいに、ふっと涙が出そうになる瞬間もあった。

悲しいわけでも、苦しいわけでもない。

なのに、じんわり涙がこみ上げてくる、不思議な感覚。

「なんやろ、この感じは…」

「なんの涙なんやろ…」

そう思っても、答えは出てこない。

ただ、胸の奥が静かにざわついて、

どこか懐かしいような、

少し苦しいような、

でも決して嫌じゃない感覚だけが残った。

気づけば、

人の表情の“ほんまの部分”を見ようとしていた。

表面の言葉や態度やなくて、

その奥にある揺れ。

寂しさ。

優しさ。

今まで見えへんかったものが、

見えるようになってきてた。

まるで、何かを受け取る準備だけが、

じわじわと整っていくみたいやった。

そして、ある日ふと、

心の奥から言葉にできへん“予感”だけが

静かに大きくなっていった。

「何かが変わる」

理由もない。

根拠もない。

けど、その“感覚”だけは消えへんかった。

今思えば、

あれはきっと“出会いの前触れ”

やったんやろうな。

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